【続報】FortiGateCloudサービスに関するお知らせ

2025.07.02

FortiGate Cloudをご利用のお客様へ

先日お知らせしておりましたFortiGate Cloudサービスにおけるアカウントに関する問題についてご報告いたします。

1. 問題の概要
FortiGate Cloudサービスで、お客様のFortiGateデバイスが、本来とは異なるアカウントに誤って紐付けられてしまうという問題が発生しました。

2. 影響
FortiGate Cloudサービスで管理されているFortiGateにおいて、ログデータが送られる先のサーバーが、意図しないFortinet社内の別のサーバーに変わってしまう問題が発生しました。
これによりFortiGate Cloudに送られた一部の期間のログのデータが失われた可能性があります。

※ただし、この問題が発生していた期間中も、FortiGateによるセキュリティ機能（ウイルス対策など）には影響はありませんでした。

3. 影響を受けた範囲
弊社よりご導入頂いたFortiGate製品の一部

4. 発生期間
2025年1月27日頃から2025年4月5日頃まで

5. 問題の原因
FortiGate Cloud 2 Patchという更新プログラムの適用時に、FortiGateデバイスと管理アカウントの自動紐付け機能が有効化されましたが、日本における運用とのミスマッチ(※1)により、これまでお客様ご自身のアカウントで管理されていたFortiGateデバイスが、予期せず一次代理店アカウントの管理下デバイスとして接続が切り替わってしまったことが原因です。

※1 Fortinet社内の情報把握・共有が不十分だったことに起因

6. 対応状況
一時的な対応:すべてのアカウントに対して自動紐付け機能を無効にしました。（2025年4月5日に実施済み）
根本的な対応:日本国内でも自動紐付け機能を有効に使えるようなFortiGateデバイスの管理方法への変更を予定しております。

弊社としては、上記の根本的な対応が速やかに進むよう、一次代理店およびFortinet社へ要請しております。




【2025年4月15日にお知らせした内容】
お客様各位

平素より弊社のネットワークサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

現在、FortiGateCloudサービスにおいて、原因不明のトラブルが発生しており、一部のお客様環境においてFortiGateデバイスのアクティベーションが解除される可能性が確認されております。

アクティベーションが解除された場合、FortiGateデバイスのクラウド側へのログ保存やレポート機能がご利用いただけなくなります。
FortiGate内部メモリへのログ保存やUTM(セキュリティ)機能については問題なく動作しております。

現在、原因の特定と影響範囲の確認を最優先で進めております。
詳細な情報が確認でき次第、ご報告させていただきます。

お客様には大変ご迷惑とご心配をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。