外部からの不正攻撃による主装置再起動の事象に関する注意喚起と対策（有償対応）

2025.12.16

Aspire WX/WX plusにIP電話回線が収容されている主装置において、外部からの不正な 攻撃を契機としたシステム再起動が確認されています。

１．対象システムと不具合事象
対象システム: オフィスコミュニケーションゲートウェイ Aspire WX / WX plus
（以下主装置）

発生日: 2025年7月18日頃より

不具合事象:
IP電話回線収容の構成において、意図しない主装置再起動が複数回発生し、 サービスが利用できない状況が発生しています。

原因:
外部（インターネット上）より、不正な攻撃を受けたことが契機となり、 主装置の再起動が発生していることが判明しました。

２．対象のIP電話回線（サービス提供事業者）
フォーバル回線（FT フォン、NeoAmaVo、スマートひかり）
アルテリア回線(光電話ビジネス)
KDDI回線（KDDI-IPフォン、KDDI光ダイレクトタイプF、KDDI 光ダイレクトタイプS/auひかり ビジネス）
NTTドコモビジネス回線(OCN .Phone、Arcstar IP Voice(OCNプラン))
楽天コミュニケーションズ(Fusion IP Phone、楽天ブロードバンドプレミアム NURO Bizプラン)
ソフトバンク(ホワイトオフィス(IP直収))

３．対策の概要
この不正な攻撃に該当する場合、以下の対策をご案内します。
① ルーター側でのフィルタ設定: IX/RTUのルーター側においてフィルタを追加設定し、不要なパケット情報を主装置へ流入させないように設定します。
② メインソフトウェアの更新: メインソフトウェアを、最新のソフトウェアバージョン に更新します。

４．【重要】対策支援の費用に関するご案内（有償対応）
本件は、システム障害や自然災害とは異なり、悪意を持った第三者による不正な攻撃行為が原因であると判明しています。
そのため、上記対策の調査・設定・実施にかかる支援は、全て有償でのご対応となります。
弊社サポートまでご連絡ください。